USCPAで未経験の経理へ転職

未経験で経理への転職は簡単ではないが、「不可能」ではない

「経理」という仕事は、ほぼどこの会社にも存在します。

 

一部では、経理業務をアウトソーシングしている企業もありますがそれはあくまでも例外です。

 

そのため、経理の仕事というのは一度経験すると「職にあぶれなくなる」という強みがあります。

 

経理職が「食いっぱぐれない」と言われているのは「専門性」と「必要性」の2つの観点から言われているもので、これは的を得ています。

 

特に、最近では以前に比べて「自分の職業や会社で何が起きるかわからない」という不安もあることから「一生お金を稼ぎ続けられる経理職」に転職したいと思う人が多くなっています。

 

終身雇用制が薄れてきた日本では、自分のスキルに「専門性」をプラスすることによって半永久的な安心を手に入れようとする人が増えているように思います。

 

そして実際、経理の仕事は地味ですが「食いっぱぐれない」という意味ではかなり最強クラスです。

 

なので、経理の仕事はそれを目指していない人にとってはあまり価値が高いものとは思われないのですが、経理について興味がある人の間では「経理の価値の高さ」を理解している人がほとんどなのではないでしょうか。

 

そのため、未経験ながらも経理職に応募したいと思う人も結構多いのです。

 

事実、自分も経理職に転職する前の職業は全く会計とは関係のない業務でしかも派遣社員という身分でした。

 

経理は、その市場価値の高さの反面「中途採用においては経験者を優遇」します。

 

これは、何も経理に限った話ではないですがこの仕事に限っては経験者採用を他の職種よりも重視している気がします。

 

そのため、何も武器を持たずに未経験で経理に転職しようと思って応募しても「当たって砕ける」という結果になることが多いです。

 

なので、「未経験で経理に転職しようと思うのは無謀だ」なんて言う人もいたりしますし実際にそのように人に言われた経験もあります。

 

しかし、一度「経理に転職したい!」と思ったら人に言われようがまずはチャレンジしてみたくなるのが人間ではないでしょうか。

 

そして、未経験で経理に転職する確率を上げるためには「武器」を持てばいいのです。

 

自分も、派遣社員という身分から未経験の状態で武器を勝ち取り、転職エージェントに登録して「未経験応募可」の案件に応募して事業会社の経理部門の内定をもらうことができました。

 

未経験での経理転職は、「簡単ではないけど無謀ではない」というのは理解してもらいたいと思います。

USCPAの合格によって経理職に一歩近づく

未経験からの経理職への転職は「不可能ではない」ということに触れましたが、実際には年齢や現在の職業などの個々の転職スペックによっても変わってきます。

 

20代前半ぐらいであれば全く簿記の知識がなくてもポテンシャル採用をしてくれる会社もあったりしますし、逆に30代前半という状況での未経験だとある程度の会計の知識は必須です。

 

経理はあくまでも経験者を優遇するというスタンスは、ほぼどの会社でも一緒ですが中途採用の時点で経験がない事についてあれこれ言ってもどうしようもありません。

 

そのため、未経験で経理の仕事につきたいと思う人は「経験があったらな〜」なんて事を考えるのは辞めましょう。

 

ないモノについて嘆くよりも、「未経験で少しでも転職できる可能性を上げるにはどうすればいいか」ということだけを考えましょう。

 

未経験の状態で経理職を勝ち取るために一番武器になるのは、「資格」です。

 

経理の実務経験がない中で、一番経理職に近づく手段となるのは資格であり「簿記」もしくは「USCPA」になります。

 

実務未経験な状況で、経理の場合は「実務経験はないがある程度の知識は持っていること」を証明することが一番の近道です。

 

そのためには、簿記なら「1級」もしくはUSCPAなら「全科目合格」という武器があるとかなりのアピール材料になります。

 

20代前半ぐらいであれば「簿記2級」もあれば十分未経験でも内定をもらえる可能性は高いかもしれませんが、あくまでも経理は経験重視なので未経験者は一番会計の知識をアピールできる「簿記1級」を取得するか「USCPA全科目合格」をひっさげてから転職活動の準備をしましょう。

 

30代になっている人は、上記の「簿記1級」か「USCPA全科目合格」がないと厳しいですがまず「話にならない」と思ってもらった方がよいと思います。

 

ただ、よく「経理はあくまでも経験重視だから資格があっても・・・」という人がいますけど逆に言うと「経験のない人は上記の資格がなければ余計に話にならない」ことは念頭に置いた方がいいでしょう。

 

最近では、転職市場も活発になっているのでUSCPA全科目合格を果たしている人が外資系企業の経理職に内定をもらっているケースも多いです。

 

事実、自分も30代で簿記は2級しか持っていませんがUSCPAは全科目合格しておりそれで外資系企業に潜り込めたと言えます。

USCPA全科目合格後の自分の転職活動

個人的な話になりますが、自分の場合は経理職として内定をもらった当初は「30代前半で未経験だがUSCPA全科目合格」という状況でした。

 

冒頭でもちょっと触れましたが、前職が派遣社員でありさらにリーマンショック後の転職活動だったことを考えると相当奇跡的な内定だったかもしれません。

 

なので、現在資格という「武器」を持って転職活動をしようと思っている人は自分の時よりは内定をとれる可能性は高いと思うので自信を持っていいと思います。

 

当時から、経理職は「経験者じゃないと相当厳しい」ことを知っていたのでUSCPAに全科目合格してからじゃないとお話にならないということを理解した上で転職活動をしていました。

 

そして、未経験で応募できる経理職も限られてくるので数多くの転職エージェントに登録しました。

 

エージェントを利用せずに自分で個々の企業に応募したこともありますが、書類選考での落選が9割以上だったので転職エージェントの利用は必須だと感じたのです。

 

ちなみに、なぜ「簿記1級」ではなくUSCPA合格を選んだのかというと、もともと英語の読み書きに関してはそれなりに自信があったという理由が一つです。

 

そして、もう一つは「簿記1級が難しすぎる!」ということもありました。

 

自分の計画としては、簿記2級を取得した後にすぐに簿記1級をとってさらにUSCPAに合格すれば相当な武器になるんじゃないかと思っていたのですが「簿記1級」は撃沈でした・・。

 

そのため、自分にはUSCPAの方が合格しやすいと思ったのでそのままUSCPAの勉強に移行したのです。

 

ひたすら練習問題を解き続け、なんとか1年ほどでUSCPAに合格できてから初めて経理の仕事を探すことになったという経緯です。

 

また、USCPAに合格すると監査法人へのチャンスもありますが、あくまでも自分がやりたいのは「経理」であって「監査」ではなかったので監査法人は考えませんでした。

 

外資系企業ならば、USCPAを評価してくれるところも多いと思ったので転職エージェントに外資系企業の経理や財務部門の案件を規模問わずに紹介してもらいました。

 

転職エージェント経由だと書類選考の突破率が上がるおかげか、合計で10社ほど応募して内定をもらうことができたのです。

 

で、当時経理未経験で入社した企業は規模の小さい外資系企業だったのですがそこで色んな経験を積んだおかげで現在は別の比較的規模の大きな外資系企業で経理の仕事をしています。

監査法人でなく経理へ転職したいなら、転職エージェントへの登録は必須

上記の個人的な転職活動経験でも触れましたが、USCPA合格者なら未経験でも外資系企業の経理職につくことは不可能ではないです。

 

ただ、何度も言いますが「あくまでも経理は経験重視」なので未経験の人は大手や中小などの規模にとらわれず未経験OKの案件にとにかく応募しまくりましょう。

 

自分は転職エージェントに複数登録して、とにかく少しでも多くの案件に応募していました。

 

書類選考を突破したのは、そのうち3割くらいですが「数多く応募すること」も未経験者がやるべきことです。

 

転職エージェントによっても案件が違ってくる場合もあるので、やはり個人的な経験から複数のエージェントに登録しておくべきです。

 

自分が登録した転職エージェントは以下になるので参考にしてもらえればと思います。

 

ちなみに、利用してみて「う〜ん、ここは対応が・・・」と思ったところは除外しています。